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都市型水害[としがたすいがい]
都市型水害(としがたすいがい)は、大都市に発生する都市特有の水害のこと。近年、日本など世界中の大都市で発生の傾向が見られる。
==要因== 都市においては、地表がアスファルトやコンクリートで舗装されており、水を浸透、吸収することができないため、下水管や雨水管で流される。しかし集中豪雨などで下水処理能力(50mm/hまで)を超える水が流入した時〔ただし、下水管の状況次第では、それほどの雨でなくても長雨だと溢れることもある。〕や、河川が増水した場合に流す事が出来ず〔雨水管は水を直接河川に流す構造となっており、河川が増水した場合流すどころか逆流する場合もある。増水する目安は河川の規模にもよるが大体25 - 50mm/hと言われている。〕、溢れて洪水となる。 他にも都市部の河川は整備で直線化されているため、氾濫した場合都市へ水が一気に流れ出してしまう。 まれではあるものの、水道管が破裂した際に発生する事がある〔2005年8月10日に六本木で起きたものや、2006年8月17日に兵庫県西宮市で起こったものなど〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「都市型水害」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Urban resilience 」があります。
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