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都成 竜馬(となり りゅうま、1990年1月17日 - )は、将棋棋士〔新四段誕生のお知らせ - 日本将棋連盟〕。谷川浩司門下。棋士番号は304。宮崎県宮崎市出身〔。 == 棋歴 == 将棋を始めたきっかけは、父と兄が指しているのを見て自然に覚えたことであった〔。 2000年、小学5年の時に出場した第25回小学生将棋名人戦で優勝。決勝戦の相手は一年上の中村太地で、奨励会の同期でもある。 同年9月、6級で関西奨励会に入会。しかし、入会当初は成績が振るわず、5級に昇級するまで1年9ヶ月、また5級から4級の昇級も1年3ヶ月費やした。その後は調子を上げ、4級から初段まではおよそ2年でかけ上がった。2007年7月、17歳で三段に昇段し、2007年度後期(第42回)より奨励会三段リーグに参加。リーグ戦では12勝6敗の成績を4回経験し、第45回と第52回でそれぞれ4位となるものの、直後のリーグ戦で良い成績が残せない等で三段リーグを抜けられずにいた。 三段在籍中に出場した第44期新人王戦で、奨励会三段として3人目となる決勝三番勝負進出。その決勝で藤森哲也に2勝1敗で勝利し、史上初の奨励会員による一般棋戦優勝を果たした。この快挙を受け日本将棋連盟は、「新人王戦で奨励会三段が優勝した場合、進行中の三段リーグ終了時に次点〔三段リーグ3位相当となり、その後の三段リーグで3位になれば次点2回となり、フリークラスでの四段昇段の権利が得られるメリットがある。ただし、新人王戦を2回優勝しても四段昇段が出来ない制限がある。〕をつける」という規定を設け、第55回奨励会三段リーグより適用することになった〔新人王戦における奨励会三段優勝者の規定について - 日本将棋連盟。〕。 2015年1月22日に行われた第46期新人王戦2回戦、対牧野光則戦は、先手玉が入玉したが後手番の都成は攻め続け、先手玉を後方に追いやったものの、最終的には343手という長手数で敗れた。この対局で、第42回将棋大賞の名局賞特別賞を受賞した〔第42回将棋大賞が決まる! - 日本将棋連盟。〕〔奨励会員の将棋大賞受賞は、第35回(2007年度)の今泉健司、第38回(2010年度)の星野良生(いずれも升田幸三賞)に次いで3人目。名局賞特別賞は史上初。〕。 2015年度後期(第58回)の三段リーグでは前半戦から好調を維持し、最終日の2局を残して2位以下に3勝差をつけて1位を確定し、四段昇段を決定させた。三段リーグ17期目、26歳の年齢制限で指し分け(9勝9敗)以下の場合、退会となる状況での昇段であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「都成竜馬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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