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鄭書云 : ウィキペディア日本語版
鄭書云[ちょん そうん]

鄭 書云(チョン・ソウン、、1924年 - 2004年2月26日)は慰安婦の証言者。13歳のころからオランダ領インドシナの慰安所で1日平均50人との性関係を持っていたことから「挺身隊おばあさん」として韓国では有名であった〔全世界に従軍慰安婦の実像を暴露したチョン・ソウン氏死去(中央日報日本語版) 〕。

== 略歴 ==
での本人の証言をもとに列記する。
* 1924年、韓国の田舎の地主のひとり娘として生まれる。
* 父が金属製食器の供出命令を拒否したため逮捕・拷問される。区長が日本の工場で働かないか、働けば父親も釈放されるだろうというので、区長について釜山へ、そこから下関へ行く。
* 下関では同じような少女たちと1ヶ月位倉庫に入れられる、その後で船でインドネシアのスマランへ行かされる。
* スマランの慰安所で兵士の相手をさせられる。兵士は乱暴で刀で刺されたり煙草を押しつけられたりする。あまりの兵士の多さに気絶する程の苦痛を覚え、軍医に訴えるとアヘン注射を恒常的に打たれるようになる。
* 自殺しようかとも思うが、朝鮮人兵士の励ましで耐え、終戦を迎える。シンガポールの収容所で帰国を待ち1年くらいして帰国。父は牢獄で死亡、母は自殺、アヘン中毒となり快復に7年かかる。
* 1996年、元慰安婦として証言をする。
* 2004年2月26日、80歳で老衰にて死去。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「鄭書云」の詳細全文を読む



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