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『酉陽雑俎』(ゆうようざっそ)は、中国の唐代に荒唐無稽な怪異記事を集録した書物である。段成式(803年 - 863年)撰、20巻・続集10巻。860年(咸通元年)頃の成立である。 == 撰者・段成式 == 撰者の段成式は、時の宰相や節度使であった段文昌の子である。青州臨淄県(山東省)の出身、字は柯古。官は秘書省の校書郎となり、宮中にある秘閣の蔵書に精通していた。その上、段家には蔵書が多く、また、仏典にも詳しかった。江州刺史、太常少卿などの官を歴任した。官を辞してからは、襄陽に居を構え、863年(咸通4年)に没した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「酉陽雑俎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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