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酒井 駒子(さかい こまこ、1966年 - )は、日本の絵本作家。兵庫県生まれ。東京芸術大学美術学部油絵科卒業。和物テキスタイルのデザイナーを経て講談社絵本新人賞で佳作を受賞。1998年『リコちゃんのおうち』で絵本作家としてデビュー〔MOEから生まれた本 〕。第3作『ぼく おかあさんのこと…』から黒を下地にした印象的な画風になり、どこか憂いを帯びた幼い子供や動物の絵で人気を得るようになる。2004年、『きつねのかみさま』(あまんきみこ文)で第9回日本絵本賞、2009年、『くまとやまねこ』(湯本香樹実文)で第40回講談社出版文化賞受賞。 作品は海外でも評価が高く、2005年に『金曜日の砂糖ちゃん』でブラチスラバ世界絵本原画展で金牌、2006年に『ぼく おかあさんのこと…』でフランスのPITCHOU賞およびオランダの銀の石筆賞を受賞。『ゆきがやんだら』でも2009年の銀の石筆賞を受賞しているほか、ニューヨーク・タイムズの「2009年の子供の絵本最良の10冊」にも選ばれている〔都筑和人「米紙『最良の10冊』に」 『朝日新聞』 2009年11月28日、13版、29面。〕。2006年4月より福音館書店の雑誌『母の友』の表紙を毎号担当(2012年3月まで)。このほか書籍の装画などの仕事も多数手がけている。 == 主な作品 == === 絵本 === * リコちゃんのおうち(1998年10月 偕成社) * よるくま(1999年11月 偕成社) * ぼく おかあさんのこと…(2000年5月 文溪堂) * よるくま クリスマスのまえのよる(2000年10月 白泉社) * 赤い蝋燭と人魚(2002年1月 偕成社) - 文:小川未明 * こりゃ まてまて(2002年7月 福音館書店) - 文:中脇初枝 * ロンパーちゃんとふうせん(2003年3月 白泉社) * 金曜日の砂糖ちゃん(2003年10月 偕成社) * きつねのかみさま(2003年12月 ポプラ社) - 文:あまんきみこ * こうちゃん(2004年3月 河出書房新社) - 文:須賀敦子 * ゆきがやんだら(2005年11月 学習研究社) * ビロードのうさぎ(2007年4月 ブロンズ新社) - 文:マージェリィ・W・ビアンコ * くまとやまねこ(2008年4月 河出書房新社) - 文:湯本香樹実 * BとIとRとD(2009年6月 白泉社) * くさはら(2011年10月 福音館書店) - 文:加藤幸子 * はんなちゃんがめをさましたら(2012年11月 偕成社) * しろうさぎとりんごの木(2013年10月 文溪堂) - 文:石井睦美 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「酒井駒子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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