翻訳と辞書 |
酸化アルミニウム(III) : ウィキペディア日本語版 | 酸化アルミニウム[さんかあるみにうむ]
酸化アルミニウム(さんかアルミニウム、)は、化学式がAl2O3で表されるアルミニウムの両性酸化物である。通称はアルミナ(α-アルミナ)で、天然にはコランダム、ルビー、サファイアとして産出する。おもに金属アルミニウムの原料として使われるほか、硬度を生かして研磨剤、高融点を生かして耐火物としての用途もある。立方晶系のγ-アルミナは高比表面積を持つことから触媒として重要である。 == 産出 == 天然には、結晶がコランダム(三方晶系)として産出するほか、水和物がボーキサイトの主成分として存在する。ルビーとサファイアはコランダムの変種で、微量の金属イオンが混入することにより発色し宝石として珍重される。ルビーはクロムが混入することにより深赤色に着色され、ルビーレーザーなどの用途がある。サファイアは鉄やチタンなどが微量混入し、赤以外の色に着色したコランダムである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「酸化アルミニウム」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Aluminium oxide 」があります。
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|