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酸化セシウム(さんかセシウム、caesium oxide/cesium oxide)は組成式Cs2Oで表されるセシウムの酸化物である。 セシウムと酸素の二元化合物には数多くのものが知られ、過酸化セシウムCs2O2、超酸化セシウムCsO2、およびオゾン化セシウムCsO3を始めとして、三酸化セシウムCs2O3、Cs11O3、Cs4O、Cs7O、その他、非化学量論的な金属亜酸化物が存在する。しかし通常、酸化セシウムといえば、セシウムイオンCs+と酸化物イオンO2−からなるCs2Oを指す。 == 製法 == 金属セシウムを少量の空気と反応させ、過剰の未反応の金属セシウムを蒸留により除いて合成する〔『化学大辞典』 共立出版、1993年〕。 : 4 Cs + O2 → 2 Cs2O また硝酸セシウムとアジ化セシウムを穏やかに加熱反応させても得られる。 : CsNO3 + 5 CsN3 → 3 Cs2O + 8 N2 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「酸化セシウム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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