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酸化銀電池(さんかぎんでんち)とは、乾電池(一次電池)の一種である。銀電池、銀亜鉛電池とも呼ばれる。製品のほとんどはボタン型の形状で小型の電子機器で広く使用されている他、長期保存性などの優れた特性により特殊用途にも使われている。 ==原理== 正極に酸化銀(I)、負極にゲル化した亜鉛、電解液に水酸化カリウムまたは水酸化ナトリウムを用いた電池である。化学反応式は次の通りである。 :正極 Ag2O + H2O + 2e- → 2Ag + 2OH- :負極 Zn + 2OH- → ZnO + H2O +2e- 実際には、亜鉛が電解液と反応して水素を発生することを防ぐため、亜鉛の表面を水銀で覆う処理が行われている。近年は、腐食抑制剤や水素を吸着する物質の使用により、水銀0使用を実現した製品が開発されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「酸化銀電池」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Silver-oxide battery 」があります。 スポンサード リンク
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