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酸蝕 : ウィキペディア日本語版
酸蝕症[さんしょくしょう]

酸蝕症(さんしょくしょう、)は、の硬組織、特にエナメル質が種々の要因によって侵蝕されること。侵蝕症とも。
== 概要 ==
歯の化学的な損傷の一つである。酸蝕症に罹患した歯を酸蝕歯(さんしょくし)という。生活習慣病の一つととらえられている。現在では、「楔状欠損(Wedge-shaped defect)」の要因の一つであると考えられている。
好発部位としては上下顎の全歯であり、他の「tooth wear」よりも多い。形態としては、浅くU字型となっており、エナメル質表面が滑らかで光沢があるために、病状が進行しないと気付かないことも多い。
酸の作用によって脱灰される現象であるが、細菌が関与していないという点でう蝕と異なっている。
症状が進行すると冷たいものが歯にしみる知覚過敏や虫歯のような痛みを引き起こす。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「酸蝕症」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Acid erosion 」があります。



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