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里中 智(さとなか さとる)は、漫画『ドカベン』シリーズに登場する架空の人物。アニメ版の声優は神谷明。 == 人物 == * アンダースロー投手。右投右打。 * 誕生日は2月17日(『プロ野球篇』以降の設定では1977年生まれ)。高校3年夏の時点で身長168cm、体重65kg。血液型はA型。 * さわやかな容姿と端正な顔立ちの美形キャラであるため、男性ファンが多い野球漫画の中でも、女性ファンが多くついたことで知られる〔特に1978年2月14日頃(バレンタインデー)には500個あまりのチョコレートが、誕生日の同17日だけで300通以上のファンレターが、それぞれ作者の水島の元に殺到した。〕。 * 普段の言動はさわやかで知的なものが多く、周囲にもそのように思われている。反面プライドを傷つけられると逆上しやすく、感情でピッチングが乱れることも少なくない。岩鬼正美に勝るとも劣らない激情家である。 * 家族には母・加代がいる。父は早くに他界している〔2009年の加代の話によれば、父は里中が生まれる前に他界しているとのことだが、その前の結婚披露宴では仲人が「里中が3歳の時に父親が死別」と語っている。〕。2歳年下の弟がいたが、生まれてすぐ他界している〔『大甲子園』より。しかし2009年の加代の話によれば、「智を産んで子供が産めない身体になった」という。〕。 * 妻は山田太郎の実妹のサチ子。 * 魚嫌いでカルシウムが足りないため怪我や故障が多く、登板を見送ったり実力が十分に発揮できなかったりした時期もあった。 * あだ名は「小さな巨人」〔これは里中が高校野球選手としては体格が小さいことにも由来しているが、「ドカベン」(高校生時代)連載時には17歳男子の平均身長は170cmに達しておらず(1977年度調査で169.1cm)、データ上は一般人の中では里中は小柄ではない。〕。ただ上記の理由から高校時代はガラスの巨人と揶揄された時期があった。 * 作者の水島新司は、里中の投球フォームのモデルは足立光宏だと語っている。 * 非力に見えるが打撃センスもなかなかのもので、高2秋の大会以降は3番などクリーンアップも打ち、本塁打も分かっている範囲で通算3本を記録している。 * 同じ水島新司が描いた『ダントツ』の荒木新太郎と瓜二つである。荒木とは『大甲子園』で対決が実現した。この時、スポーツ新聞の記者から2人の兄弟説の疑いを向けられるが、岩鬼の機転によって記者から遠ざけられている。 * 名前は、作者の水島新司が尊敬する漫画家の一人である里中満智子から。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「里中智」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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