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里中 満智子(さとなか まちこ、女性、1948年1月24日 - )は、日本の漫画家、大阪芸術大学教授。大阪府大阪市出身。 == 人物 == 16歳での華々しいデビュー(そのため高校を中退)の後、当時の少女漫画で描かれたような「恋」や「ときめき」だけでなく、激しい愛のあり方や、愛によって生まれる憎しみや苦しみ、道ならぬ恋愛などを描いた。それらはやがて少女漫画というジャンルを超えて、大人の女性も読む恋愛ドラマとしてその世界を広げていった。 近年では、『天上の虹』(2015年完結)・『ギリシア神話』・『名作オペラ』・『旧約聖書』等を出版している。 創作活動以外にも多彩な社会活動を行なっており、過去現在ともに学識経験者・文化人として実績がある。「コミック表現の自由を守る会」世話人、「漫画原稿を守る会」賛同者など、漫画家の権利と地位向上に関する活動にも熱心である。国が計画中の漫画・アニメ等を展示する施設「国立メディア芸術総合センター(仮称)」を推進する立場を取っており、新聞報道などで同施設が「国立漫画喫茶」と書き立てられたことに「誤解されていると危惧している」とコメントしている〔公式ブログ より〕。その上で、近年取り上げられている児童ポルノ法改正案に対しては「表現の自由を侵害する」として慎重な立場を取っており、創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志の賛同人として名を連ねている〔創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志 より〕。2010年の東京都青少年の健全な育成に関する条例改正に反対する記者会見にもちばてつや、永井豪、竹宮惠子らとともに出席している。 また、漫画『ドカベン』に登場する里中智の名前の元となった人でもある。『野球狂の詩』の富樫平八郎が主人公である「~10番」シリーズでは子供や女性の作画で協力している。 私生活では二十歳のとき編集者と結婚、その後離婚している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「里中満智子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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