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里見氏[さとみし]
里見氏(さとみし)は、日本の武家。本姓は源氏(河内源氏)。源(新田)義重の子・義俊を祖とする氏族で、新田氏の庶宗家である。戦国時代、一族からは房総地方を領する戦国大名・安房里見氏が出た〔大野太平『房総里見氏の研究』(寶文堂書店、1933年)7頁参照〕。
== 概要 == 里見氏は新田氏の庶宗家であり、「大新田」氏とも呼ばれた。鎌倉時代には御家人として将軍に近侍し、鎌倉時代末の動乱では新田氏と行動をともにした。南北朝期には一族も分かれ、南朝方・北朝方に別れ戦った。 安房里見氏の家伝では、里見氏の嫡流である里見義実が安房に入国したとされるが、系譜関係は定かではない。安房里見氏は戦国大名として成長して房総に割拠し、江戸時代初頭には安房一国を治める館山藩主となったが、1614年に里見忠義の代で改易された〔大野太平『房総里見氏の研究』(寶文堂書店、1933年)491頁参照〕。 このほか、鎌倉時代から室町時代にかけて諸国に分かれた里見氏がある。出羽里見氏、美濃里見氏、越後里見氏などである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「里見氏」の詳細全文を読む
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