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最上 (重巡洋艦)[もがみ]
最上(もがみ)は、日本海軍の最上型重巡洋艦1番艦。呉海軍工廠にて建造。艦名は山形県を流れる最上川にちなみ命名された。最上の名を持つ艦としては二隻目であり、初代最上は通報艦であった。ミッドウェー海戦で損傷後、航空巡洋艦に改装された。 ==艦歴==
=== 第四艦隊事件 === 最上は1931年(昭和6年)10月27日に起工し、1935年(昭和10年)7月28日に就工した〔「第171号の8 10.8.17 最上」、2頁〕。竣工後、松下元中将の第四艦隊に所属して三陸沖での大演習に参加、9月26日に第四艦隊事件に遭遇する〔#どん亀艦長青春記76頁〕。最上はカタパルトに固縛していた水上機が大破、前部構造物の垂直鋼板がひずんで第二砲塔が旋回不能、外板の溶接部に亀裂が生じて浸水被害を受けた〔#どん亀艦長青春記77頁〕。このため大改修が行われることとなる。1937年(昭和12年)12月に第7戦隊に編入、1939年(昭和14年)には主砲換装工事に着手し、事実上の重巡洋艦となる。対外的には基準排水量8,636トンの軽巡洋艦のままだった〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「最上 (重巡洋艦)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Japanese cruiser Mogami (1934) 」があります。
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