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重機関銃(じゅうきかんじゅう、)は、一人で携行できないような大型の機関銃のこと。略称は「重機」、英語では「HMG」。 小銃弾を使用する第一世代の機関銃がこれにあたるほか、大口径、多銃身のものもある。 小型軽量で一人での携行が可能な軽機関銃が登場したため、区別上この名で呼ばれる様になった。現代では汎用機関銃が登場・普及した事からその数を減らしている。 == 概要 == ガトリング砲やマキシム機関銃など、初期の機関銃は非常に重く、兵士一人では携行することができない。第一次世界大戦の前後に一人でも携行・運用ができる軽機関銃が登場したため、それまでの機関銃を重機関銃と呼ぶようになった。 ただし、イギリスやアメリカ合衆国、およびこれらの国の装備体系を採用する国々では、日本で重機関銃として一括する自動火器を更に重機関銃(Heavy machine gun)と中機関銃(:en:Medium machine gun)とに細分する。軽機関銃が登場した後も重機関銃はその信頼性や継続射撃力を評価されて軍で使用され続けたが、第二次世界大戦中に重機関銃と軽機関銃双方の役目をこなせる汎用機関銃が発明された事から能力的なメリットが消失したため、軍の第一線から姿を消していくことになる。 例外はブローニングM2のように大口径の弾薬を使用する、M134 ミニガンのように多銃身である、などの理由から小型化が難しい機関銃である。これらは現代でも広く使用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「重機関銃」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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