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野口冬長[のぐち ふゆなが] 野口 冬長(のぐち ふゆなが、生年不詳 - 天文22年(1553年))は、戦国時代の武将。三好氏の家臣。三好元長の五男。 == 生涯 == 三好元長の五男として誕生。兄に三好長慶、三好実休、安宅冬康、十河一存、他に芥川孫十郎の妻など姉妹複数がいる。 淡路国・志知を本拠地とする野口氏の養子に入って家督を継承、淡路を拠点に播磨国から讃岐国の東にかけて、本州と四国の間を取り持ち交流する役割を与えられていたという〔天野(2014)・145頁今谷・天野監修『三好長慶』 48頁〕。しかし、天文22年(1553年)に兄・実休が主君・細川持隆をクーデターで殺害した折、それに憤った持隆家臣達との間で生じた「槍場の合戦」において、戦死したといわれる〔。 若くして死去したためか冬長は事績に乏しく、三好家を扱った文献の中では、十河一存を末弟とし、冬長はその存在自体がなかったものとして扱われていることが多々ある。長江正一による『三好長慶』(吉川弘文館)、今谷明による『戦国 三好一族』(洋泉社)、天野忠幸による『三好長慶』(ミネルヴァ書房)などは、いずれも冬長に対する言及が一切なく、書籍にはそれぞれ系図が添付されているが、そこにも冬長の名前は確認できない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「野口冬長」の詳細全文を読む
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