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野広実由 : ウィキペディア日本語版
野広実由[のひろ みゆ]

野広 実由(のひろ みゆ、4月13日〔野原すずかけ「4コマ劇場楽屋裏」(エニックス出版局編『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場 第14巻』エニックス、1997年、73頁)。〕 - )は、日本漫画家埼玉県出身〔。女性〔自身の公式サイトのプロフィールより。〕。血液型はO型〔。旧ペンネームは野原 すずかけ(のはら すずかけ)。既婚で、夫は漫画家のふじひろUSTREAM『ポピュラー文化探訪』 第2回(2011年8月19日20:00 (JST) 開始)より。〕。
== 経歴 ==
高校1年生の時よりエニックス(当時)開催のドラゴンクエストシリーズのパロディ4コマ漫画投稿企画『ドラゴンクエスト4コマクラブ』に投稿を始める〔。会員番号は0381〔。投稿作品をまとめた単行本『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場番外編4コマクラブ傑作集』7巻(1994年発行)「天空の章」にすずかけ名義で4コマ漫画が掲載されたのが、掲載が確認できる最初の作品である〔エニックス出版局編『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場番外編4コマクラブ傑作集』エニックス、1994年4月18日第1刷発行〕。7巻にはすずかけ名義での作品がスライム賞1本を含めて計3本掲載されている〔。
その後、ペンネームを卯月すずかけ(傑作集8 - 10巻)、野原すずかけ(傑作集11巻)〔エニックス出版局編『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場番外編4コマクラブ傑作集』エニックス、8 - 11巻(1994年 - 1995年)〕と変えながら投稿を続け、1997年発行の『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場』14巻に野原すずかけ名義で初めて参加、デビューを果たす〔。以降、『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場』を始め、エニックスの4コママンガ劇場シリーズなどで活動を続けた。『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場』での執筆活動は2003年発行の『ドラゴンクエスト4コママンガ大全集』5巻が最後であり〔エニックス出版局編『ドラゴンクエスト4コママンガ大全集』5巻、エニックス、2003年1月10日第1刷発行〕、また同年には『ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン』の短編アンソロジーに1本のショート漫画を描いた〔『ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン プレミアムストーリーズ』エニックス、2003年3月31日発行〕。
以降はエニックスを離れ、他社の4コマ漫画雑誌に活動の場を移す。2004年、『COMICぎゅっと!』(平和出版)に「ぽんきゅ!」を1号(創刊号)から3号(休刊号)まで掲載、この時3話目において野広実由にペンネームを変更しており、以降同名義で作品を発表し続けている。「ぽんきゅ!」は後に『まんがドカン小町』(メディアックス)Vol.1において「野広実由コレクション」として再録されている。
2004年頃より、芳文社竹書房等の4コマ漫画雑誌を主な活動の場とするようになる。
芳文社では、『まんがタイムジャンボ』において2004年1月号より2005年1月号まで『WWW』を連載。次に代表作となる『パティシエール!』を『まんがタイムジャンボ』において2005年6月号より2008年8月号まで、平行して『まんがタイムファミリー』においても2005年7月号より2008年9月号まで連載し、同作品において初のオリジナル単行本を出すに至る。また、『パティシエール!』の続編となる『ダブルパティシエール!』を『まんがタイムジャンボ』において2008年9月号より2010年3月号まで、平行して『まんがタイムファミリー』においても2008年10月号より2010年4月号まで連載し、『パティシエール!』の開始から数えて足掛け5年の長期連載となった。他にも芳文社の連載では『パティシエール!』『ダブルパティシエール!』の連載と並行して、『まんがタイムスペシャル』にて『なないろレシピ』を2007年9月号より2010年2月号まで連載した。
竹書房では『まんがくらぶオリジナル』2007年5月号にて『うちの姉様』がゲスト掲載される。同作品は同誌2007年9月号より連載に昇格し、2013年5月号まで連載。並行して『まんがライフMOMO』においても2008年10月号にゲスト掲載の後、2009年4月号より2012年7月号まで連載された。なお、『うちの姉様』は『まんがくらぶオリジナル』2009年10月号より2012年4月号まで、同誌の表紙を務めていた。
また芳文社・竹書房の4コマ漫画雑誌各誌においては、連載作品のゲスト読切や新作読切などを時折掲載している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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