翻訳と辞書
Words near each other
・ 野本佳章
・ 野本古墳群
・ 野本和幸
・ 野本品吉
・ 野本喜一郎
・ 野本喜石
・ 野本圭
・ 野本基員
・ 野本安啓
・ 野本実希
野本家定
・ 野本寛一
・ 野本将軍塚古墳
・ 野本愛弓
・ 野本憲一
・ 野本時員
・ 野本有流
・ 野本村
・ 野本梨佳
・ 野本氏


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

野本家定 : ウィキペディア日本語版
野本家定[のもと いえさだ]
野本 家定(のもと いえさだ、生没年不詳)は、鎌倉時代武将で、鎌倉幕府御家人であったと言われる。通称「野本将監」。
元久3年(1206年)頃に、現在の千葉県野田市尾崎付近に広大な館を築いたとされ、その館の大きさや権力の強さから、付近では「野本将軍」と渾名されたと言い伝えられている。昭和55年(1980年)および昭和60年(1985年)に、この館址の発掘調査が行われ、その館は少なくとも三つ以上の郭を備え、規模の大きいものであったことが明らかになった。現在、この館は「金野井城」と呼ばれている。
遺跡や伝承から、有力な御家人の一人であったことが伺える一方、その人物像や事績には明らかになっていないことが多い。事績らしきものとしては、以下のような話が残されている。
「野本将監は、中里(千葉県野田市)の遊女に惚れ込み、夜な夜な城を抜け出して通っていた。それを不快に思った家臣が、ある夜、途中で将監に斬りかかった。将監は防戦したが、道ばたの松の木が邪魔になり斬り殺されてしまった。遭難の地には将監の首塚が残されている。また将監を弔っている付近の毘沙門堂では、野本将監の祟りを怖れ、松の木を植えないことにしている」
本人だけでなく、一族である野本氏にも、明らかになっていないことが多い。
== 関連項目 ==

* 鎌倉幕府
* 野田市

category:鎌倉時代の武士
category:下総国の人物

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「野本家定」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.