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ノカイドウ
ノカイドウ(野海棠、学名:''Malus spontanea'')は、霧島山にのみ自生するバラ科の植物である。1910年(明治43年)、鹿児島県に住む中野与衛門と深沢武逸が発見し、牧野富太郎によってノカイドウと命名され新種として発表された〔南谷忠志 「宮崎の草木と人と(2)」 『みやざきの自然 第2号』 坂本守雄、1989年〕〔荒木徳蔵 『宮崎の植物あれこれ』 宮日文化情報センター、2008年〕。1985年に宮崎県高鍋町で近似種が発見されタカナベカイドウと名付けられている。近縁の園芸種としてハナカイドウがある。 == 特徴 == 高さ3-5メートルの小高木で枝分かれの発達した樹形を呈し、鳥の止まりにくい姿から地元ではトリトマラズとも呼ばれている。葉は長さ3-5センチメートル、幅1.5-3センチメートルの楕円形で縁は鋸歯状である。5月上旬に赤色の蕾から薄桃色の直径2-2.5センチメートルの花を咲かせる。花のあとに直径8ミリメートルの実を結び秋には赤く色づく。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノカイドウ」の詳細全文を読む
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