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陸稲[りくとう]
陸稲(りくとう / おかぼ)は、畑で栽培されるイネ(稲)。野稲(のいね)とも呼ばれている。水稲に較べて水分条件により厳しい畑状態に適したイネと位置づけられているが、植物学的な差異は無く、また歴史的にも古くから陸稲として栽培されたものから、水稲から品種改良されたものまで存在している。 == 概要 == 水稲に比べて草型が大きく、葉身が長大で根系が発達しており、粒も大きめである。また、収穫率・食味は落ちる(特に粳米)ものの、水田を作らずに畑に作付けできることから育成が容易であることが特徴。治水の問題で水田が作れない地方、国において栽培されている。日本でも作られていたが、治水が進み、水稲の品種改良されるにつれて、陸稲栽培面積は減少している〔作況調査(水陸稲、麦類、豆類、かんしょ、飼肥料作物、工芸農作物) 農林水産省〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「陸稲」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Upland rice 」があります。
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