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量子プログラミング言語(りょうしプログラミングげんご、)とはの表現を実現するプログラミング言語の総称である。量子プログラミング言語は、プログラマーがプログラミングのツールとして使うことを意図したものではなく、研究者の量子コンピュータの振舞いの理解を促進し、研究者が量子アルゴリズムを形式的に論ずるツールとして用いることを意図したものである。 量子プログラミング言語は2つの主要なグループに分けることができる。すなわち、命令型量子プログラミング言語(imperative quantum programming languages)と関数型量子プログラミング言語(functional quantum programming languages)の2つである。 命令型量子プログラミング言語のうち、もっとも有名なものはQCLおよびLanQである。 関数型量子プログラミング言語は開発が進められているところであり、例えばSelinger's QPL〔Peter Selinger, "Towards a quantum programming language" , Mathematical Structures in Computer Science 14(4):527-586, 2004.〕 や、AltenkirchとGrattageによって開発された、Haskellに似た言語であるQML〔Jonathan Grattage: QML Research (website)〕〔T. Altenkirch, V. Belavkin, J. Grattage, A. Green, A. Sabry, J. K. Vizzotto, QML: A Functional Quantum Programming Language (website)〕が挙げられる。 ラムダ計算を基にした高階量子プログラミング言語(Higher-order quantum programming languages)が、van Tonder〔Andre van Tonder, "A Lambda Calculus for Quantum Computation" , SIAM J. Comput., 33(5), 1109–1135. (27 pages), 2004. Also available from arXiv:quant-ph/0307150 〕、SelingerとValiron〔Peter Selinger and Benoît Valiron, "A lambda calculus for quantum computation with classical control" , Mathematical Structures in Computer Science 16(3):527-552, 2006.〕、ArrighiとDowek〔Pablo Arrighi, Gilles Dowek, "Linear-algebraic lambda-calculus: higher-order, encodings and confluence" , 2006〕によって提案されている。 サイモン・ゲイ(Simon Gay)のQuantum Programming Languages Survey は量子プログラミング言語の研究に関する情報や2007年時点の量子プログラミングに関する包括的な書物の目録を提供している。 == 命令型量子プログラミング言語 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「量子プログラミング言語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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