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金丸 恭文(かねまる やすふみ、1954年3月12日 - )は日本の経営者。フューチャーアーキテクト株式会社(フューチャーシステムコンサルティング株式会社)の創業者、代表取締役会長。フューチャーイノベーションフォーラム共同代表。 内閣府規制改革会議委員、内閣官房高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部本部員、経済産業省中小企業庁知識サポート・経営改革プラットフォーム研究会委員、一般社団法人新経済連盟理事、公益社団法人経済同友会諮問委員、政策懇談会委員長、「30年後の日本を考えるPT」委員長〔日本の将来ビジョン 2045 『 ミトコンドリアとカレーうどん 』 - 経済同友会 〕、公益財団法人総合研究開発機構代表理事などを務める。 == 人物 == ; プロフィール : 大阪府枚方市生まれ、鹿児島県鹿児島市育ち。 : 1978年神戸大学工学部計測工学科を卒業後、税理士や公認会計士向けの情報サービスを手掛ける株式会社TKCに入社。汎用機が主流だった当時に小型機開発のプロジェクトに配属され、この社運を賭けたプロジェクトに加わったことで可能性の大きなPCの世界へと導かれていく。 : 1981年にIBM PCが発売されたのに触発され、「16ビットパソコン開発のプロジェクトリーダーになること」を条件に、1982年ロジック・システムズ・インターナショナル株式会社(現ロジック株式会社)に転職。1985年大手他社がさじを投げるほどの厳しい納期と予算のなか、セブン-イレブン の店舗情報分析用コンピュータ3000台を開発し納品。一躍脚光を浴びる。 : 1985年の日本電信電話公社民営化に伴い、ロジックと日本電信電話の合弁で企業向けのパソコン通信事業を手がける株式会社NTTPCコミュニケーションズが設立され、取締役に就任。 : 1988年にロジック、日本電信電話、トヨタ自動車、日本信販(当時)、ウシオ電機の5社を中心として設立されたシステムインテグレーションを手がけるインフォネクスに常勤取締役として参画し、業務全般を担当。 : 1989年ベルリンの壁崩壊に新しい時代の幕開けを感じ〔ごあいさつ - フューチャーアーキテクト 〕、かつてロジック時代の部下でシャープ研究所にいた石橋国人(現フューチャーアーキテクト取締役副社長)とともに35歳でフューチャーシステムコンサルティングを設立。99年6月22日に日本証券業協会に株式を店頭登録、3350万円という初値を記録〔株価の初値3350万円のすごい会社--IT業界では知る人ぞ知るフューチャー - Nikkei BPnet 〕。2002年6月21日に設立以来、13期連続増収増益という業績をもって東京証券取引所第一部上場。 : 2007年1月にウッドランド株式会社と経営統合し、現在のフューチャーアーキテクトに社名変更。 趣味 * 読書 *: 小さいころから大の読書好き。いくらでも本が読めるようにと、母親が地元の本屋にツケがきくようにはからったため、好きなだけ買い込み、推理小説、伝記、歴史小説、漫画も含め、ジャンルを問わず読みふける毎日だった。ミニ図書館さながら、友達が本を読みに来たり借りに来ていたほど。 * 音楽 *: 神戸大学では一時期ハンドボール部、その後軽音楽部に所属しウェストコースト・ロックのバンドでベースとボーカルを担当。イーグルス、ドゥービー・ブラザーズやクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング、デイブ・メイソンなどを好んで演奏していた。また音楽のみならず、開放的で自由闊達、個人を尊重し、進取の気風に富むアメリカ西海岸の文化に大きな刺激を受ける。バックパッカーとしてしばらく放浪したこともある。 *: カラオケでは洋楽から最新のポップス、演歌など幅広く歌う。 * 野球 *: 大の阪神タイガースファン。夢は阪神タイガースのオーナーになることと言っていた時期もある。社内にはフューチャーサンライズという草野球チームがあり、当初はセカンドとして試合にも参加していた。 * ハンドボール *: 鹿児島県立甲南高等学校ハンドボール部キャプテン。高校時代は授業そっちのけで戦略やフォーメーションを練っていた。2010年より東京都ハンドボール協会会長。 * スキューバダイビング *: 海派。ダイビングライセンス保持。初めて潜った場所はサイパンのグロット。ウミガメが好き。老後は綺麗な海の近くに住むことを公言している。 * 墨彩画 *: 同い年の片岡鶴太郎に手ほどきを受けながら墨彩画に挑戦。 その他囲碁やゴルフを嗜む。 社名の由来 * フューチャーシステムコンサルティング *: 何をする会社かがすぐに分かる社名にしようと考え、システムとコンサルティングが決まった。フューチャー(未来)かトラスト(信頼)かで迷ったが、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が流行り「フューチャー」という言葉がポピュラーになり、未来を信じる、仲間を信じるという意味をこめてフューチャーシステムコンサルティングとした。 * フューチャーアーキテクト *: 「アーキテクト」の語源はギリシャ語の「原理を熟知した匠」に由来。また「EC統合の立役者」や「外交政策の立案者」のように、プロフェッショナルとして歴史的な変革をプロデュースする存在を「アーキテクト」と呼ぶ。 *: ウッドランドとの合併を機に、これまでフューチャーシステムコンサルティングで目指してきた、ビジネスとITを最適な形で融合してクライアントとともに成功を手にするだけでなく、企業の発展を通じて、人、情報、ファイナンスを有機的に結びつけて都市や地域を活性化(再生)させることで、社会全体に対してイノベーションを起こすという新たな意義を目指すことを表現した〔ミッション|フューチャーの信念 - フューチャーアーキテクト 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金丸恭文」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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