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金井裕(かない ゆう、1934年2月10日 - )は、フランス文学者、翻訳家、茨城キリスト教大学名誉教授。 東京生まれ。本名・裕吉。京都大学文学部仏文科卒、1959年東京大学文学部仏文科卒、シオン短期大学教授、茨城キリスト教大学短期大学部教授、2004年定年退任、名誉教授。2006年のシオラン『カイエ1957-1972』で日本翻訳文化賞受賞。エミール・シオランを多く翻訳した。 ==翻訳== *ミッシェル・カルージュ『カフカ対カフカ』審美社 1970 *ロジェ・カイヨワ『夢について あるいは暗黒の島の虜人』思潮社 1971 のち改題『夢の現象学』 *オルガ・ベルナール『ロブ=グリエ論 不在の小説』審美社 1971 *マヤ・ゴート『シュルレアリスムとカフカ』審美社 1972 *アルベール・チボーデ『内面の作家 ボードレール・フロマンタン・アミエル』梶野吉郎,川端康夫共訳 而立書房 1974 *パーヴェル・アイスナー『カフカとプラハ』小林敏夫共訳 審美社 1975 *ロジェ・カイヨワ『物語ポンス・ピラト』審美社 1975 *『E.M.シオラン選集 4 時間への失墜』国文社 1976 *ベルンハルト・グレトウイゼン『神話と肖像』国文社 1977 *ロジェ・カイヨワ『旅路の果てに アルペイオスの流れ』法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 1982 *E.M.シオラン『悪しき造物主』法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 1984 *E.M.シオラン『四つ裂きの刑』法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 1986 *E.M.シオラン『オマージュの試み』法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 1988 *クレマン・ロセ『現実とその分身 錯覚にかんする試論』法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 1989 *ミラン・クンデラ『小説の精神』浅野敏夫共訳 法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 1990 *E.M.シオラン『涙と聖者』紀伊国屋書店 1990 *E.M.シオラン『絶望のきわみで』紀伊国屋書店 1991 *E.M.シオラン『思想の黄昏』紀伊国屋書店 1993 *E.M.シオラン『欺瞞の書』法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 1995 *E.M.シオラン『敗者の祈祷書』法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 1996 *シルヴィー・ジョドー『シオラン あるいは最後の人間』法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 1997 *『シオラン対談集』法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 1998 *パトリス・ボロン『異端者シオラン』法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 2002 *E.M.シオラン『カイエ 1957-1972』法政大学出版局 2006 *『ポンス・ピラト ほか カイヨワ幻想物語集』景文館書店 2013 *E.M.シオラン『ルーマニアの変容』法政大学出版局 叢書・ウニベルシタス 2013 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金井裕」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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