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金剛学園小学校・中学校・高等学校(こんごうがくえんしょうがっこう・ちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、大阪府大阪市住之江区南港北二丁目にある私立小学校・中学校・高等学校。 == 概要 == 在日韓国人子弟の教育のために作られた学校だが、学校教育法で定められた「一条校」である。日本人生徒も4割近く在籍している。教員は韓国政府からの派遣教師は少数で、卒業生を中心に在日2・3世の世代が多い。日本人教師も増えてきており、約半数は日本人教師である。1条校であるので私学助成金の交付を大阪府から受けているが、韓国政府からも助成金を受けているので他の私学に比べて授業料は安く設定されている。 韓国語や韓国の地理・歴史・文化などに関する科目を独自に設置し、民族教育をおこなっている。韓国文化をベースとした国際人の育成を、日韓両国の教員の協同でおこなうことを目標としている。高等学校では、特進コースを設けて日本の大学と韓国の大学への進学希望者に対応したカリキュラムも組まれている。またこれまでも小学校1年生から英語を学習しているが、2014年度からは小学校1年生より順次日本語と韓国語のバイリンガルによる授業を開始している。英語を合せてトリリンガルを目標にしている。 校長推薦枠が定員以上に存在する。40人の定員に対して過去の累計は200人分以上有る。韓国と日本の両方から認可されているために、韓日両方の大学へ進学が可能である。毎年1名同志社大学法学部へ推薦入学してるのを筆頭に、韓国の医学部や国立大学、日本の有名大学など希望すれば100%大学進学が可能である。梅花女子大学へも多数入学している。 なお、学費などの諸経費は高校で年間465,200円(2013年度)で、一般的な私立高等学校の諸経費と比較すると7割程度となっている。 高校授業料無償化・就学支援金支給制度の対象校で有るので、世帯の年収によるが実質的には授業料は無償が可能。 小中学校に関しては、一般的な私学に比べると非常に安い学費となっている。 例:小学校 http://www.kongogakuen.ed.jp/elementary/ele-guidance/ かつて大阪市西成区梅南2丁目(大阪市立梅南小学校の東隣)に校舎を設置していたが、なにわ筋の西成区中心部への延伸工事に伴って同校校舎の一部が道路予定地にかかることから、2007年7月に住之江区南港地区に校舎を移転した。旧校舎跡地は一部が道路となり、残りの跡地はスーパーライフ西天下茶屋店(2010年8月開業)となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金剛学園小学校・中学校・高等学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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