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地金[じがね]
地金(じがね、じきん)とは、金属を貯蔵しやすいような形で固めたもの。金属塊。インゴット、バーともいう。例外として、水銀は液状であることから、アマルガムを生じない鉄製フラスコやボンベ、または樹脂製ボトルやガラス瓶に注入されて取引される。また、半金属であるアンチモンやビスマスも地金として流通させることが多い。 ==貴金属の地金==
日本で一般に投資対象として流通しているのは、金、白金、銀の地金である。パラジウムや銅、鉛、アルミニウム、ピューター、ホワイトゴールド、亜鉛の地金も存在するが、あまり売買されない。また銀地金は、単価の安さから取引重量が大きくなっているため、投機目的の個人の取引は少ない。 近年、株式市場の冷え込みや、預貯金の保全性に対する不安や、アメリカ同時多発テロ事件の影響などで、金地金をはじめとする貴金属の地金の人気が高まっている。地金の購入時には身分証明書は不要な場合が一般的だが、売却時には必要な場合が多い。 地金の販売価格は販売店によって異なる。百貨店・貴金属店(宝石店)・商品取引員のどれを利用するかによって購入価格に差が出る。商品取引員経由の場合が最安であることが多いが、流通地金のために傷がついている場合もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「地金」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ingot 」があります。
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