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金子洋文 : ウィキペディア日本語版
金子洋文[かねこ ようぶん]

金子洋文(かねこ ようぶん、1893年4月8日 - 1985年3月21日)は、プロレタリア文学の小説家、劇作家、日本社会党参議院議員。
秋田県生まれ。本名・吉太郎。秋田工業学校卒。1921年、社会主義思想の文芸雑誌『種蒔く人』を創刊。『解放』に発表した「地獄」が出世作となる。24年からは『種蒔く人』の後継誌『文藝戦線』を創刊。戯曲、脚本も書いた。
戦後、1947年、社会党の参議院議員(全国区)を一期務めた。その後、商業演劇の脚本家となり、松竹歌舞伎審議会専門委員、また『劇と評論』編集委員。『金子洋文作品集』がある。
==著書==

*生ける武者小路実篤 種蒔き社, 1922
*蝶と花との対話 お伽理科 実業之日本社, 1923
*地獄 自然社, 1923
*投げ棄てられた指輪 新潮社, 1923 (現代脚本叢書)
*鷗 金星堂, 1924
*チョコレート兵隊さん 金星堂児童部, 1925
*理髪師 戯曲集 金星堂, 1927
*銃火 春陽堂, 1928
*飛ぶ唄 平凡社, 1929
*魚河岸 日本評論社, 1930
*新選金子洋文集 改造社, 1930
*日本プロレタリア傑作選集 赤い湖 日本評論社, 1930
*部落と金解禁 塩川書房, 1930 (プロレタリア前衛小説戯曲新選集)
*狐 酒井書店, 1941
*父と子 牧書店, 1941
*白梅記 素人に出来る移動演劇脚本 翼賛図書刊行会, 1942
*はたらく日記 河北書房, 1942
*菊あかり 有光社, 1943
*金子洋文脚本集 富国出版社, 1947
*白い未亡人 中内書店, 1950
*金子洋文作品集 1-2 筑摩書房, 1976
*種蒔く人伝 労働大学, 1984

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「金子洋文」の詳細全文を読む



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