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金子直吉[かねこ なおきち]
金子 直吉(かねこ なおきち、慶応2年6月13日(1866年7月24日) - 昭和19年(1944年)2月27日)は日本の実業家。丁稚奉公から身を起こし、鈴木商店の「大番頭」として大正時代には三井財閥、住友財閥、三菱財閥をしのぐ規模の企業グループに拡大させ財界のナポレオンともいわれた〔福澤桃介は「主脳者金子は我財界に於るナポレオンに比すべき英雄だ」と評した(財界人物我観)〕。 == 略歴 == 慶応2年(1866年)、土佐藩領内で商家の子として生まれる。一家は直吉の幼少期に現在の高知市に移り住む。10歳頃から紙くず拾いや砂糖店や乾物屋、質屋への丁稚奉公へ出た。明治19年(1886年)、20歳で神戸の砂糖問屋・鈴木商店に入る。鈴木商店はすでに神戸八大貿易商の1つに数えられるようになっていた。明治27年(1894年)に当主の鈴木岩治郎が死去すると、未亡人の鈴木よね〔2014年4月9日に読売テレビ制作、玉岡かおるの原作で「お家さん」というドラマが放送された。「明治、大正、昭和と激動の時代を駆け抜けた女の物語!日本一の商社を作った女主人と、彼女の夢を叶えるため生涯を捧げた大番頭の奇跡に涙する」というコピーでよねを天海祐希、奉公人・金子直吉を小栗旬が演じた。〕が直吉と柳田富士松の両番頭に委任し、事業を継続する。その直後、直吉は樟脳の取引で損失を出すがよねはそのままの体制で経営を続ける。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金子直吉」の詳細全文を読む
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