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金屋石(かなやいし)は緑色凝灰岩()の一種。富山県砺波市庄川町の庄川右岸、合口ダムから小牧発電所対岸の付近一帯で採掘される石材。青白色で福井県の笏谷石によく似ている。柔らかい緑色凝灰岩であるため加工がしやすく、弾力性に富む。古くから金沢城や辰巳用水などの石管に使われたほか、土蔵・地蔵堂などの建材や神社や寺院の狛犬や灯籠などに用いられた。採掘は江戸時代に始まり、幕末に進展して明治時代に最盛期を迎えるが戦前・戦後を通してコンクリートの普及などで大きな打撃を受け、昭和40年代に採掘を停止した。採掘跡は砺波市ふるさと文化財 に登録されている。 == 成分 == バリウム・ベリリウム・カドミウム・銅・マンガン・鉛・ストロンチウム・バナジウム・亜鉛など。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金屋石」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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