|
金山バイパス(かなやまバイパス/Kanayama By-pass)は、福井県敦賀市樋の水町から同県三方郡美浜町佐田に至る、総延長7.5kmの国道27号バイパスである。敦賀市街を起点としていた事業計画当時の国道27号(現・福井県道225号敦賀美浜線)の混雑緩和、及び異常気象時通行規制区間解消のために整備された。全区間とも国土交通省(近畿地方整備局)直轄の指定区間、かつ国道162号と重複している。 == 概要 == 敦賀市内をほぼ直線的に横切るように走っている。1993年に県内の一般道路トンネルとして最長の旗護山トンネルを含む部分が開通し、全通した。また、2004年3月には敦賀市莇生野~金山間の4車線化工事が完了し、旗護山トンネル部のみ2車線となっている。工事中の上り線トンネル(トンネル貫通は2010年12月23日)を含む、敦賀市金山 - 美浜町佐田間の4車線供用を以って事業完了となる。4車線供用開始は2014年6月27日。 起点(国道162号は終点)の坂ノ下ジャンクションは、国道8号敦賀バイパスとの立体接続であり、南は米原・国道161号大津方面、北は北陸自動車道敦賀IC、北海道へのフェリーが発着する敦賀港鞠山地区(通称・敦賀新港)、福井・国道305号越前海岸方面などと連絡している。敦賀バイパスが南側のみ未開通であった1996年 - 2008年の期間は、坂ノ下 - 岡山一丁目において、これら南北相互間の流動の多くも担っていた。 周辺道路と平面交差している古田刈・若葉周辺には飲食店、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、葬祭場、ビジネスホテルなどが立ち並んでいて、立体交差の野神や金山付近とは違った雰囲気である。 歩道は平面交差区間にのみ設置されている。特に旗護山トンネルは歩行者による事故が多発したことから、歩行者通行禁止となっていて、関峠へ迂回する必要がある(関峠も歩道がないため安全とは言い切れない)。 旗護山トンネル敦賀側坑口の近くに、国土交通省金山スノーベースが設置されている。 2003年(平成15年)9月に美浜東バイパスが部分開通し、金山バイパスと接続して一体化している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金山バイパス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|