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金峰町(きんぽうちょう)は、鹿児島県の南部にあった町で薩摩半島の中心部であり、日置郡に属する。 2005年11月7日、加世田市・大浦町・笠沙町・坊津町と合併して南さつま市となり、自治体としては消滅した。 == 地理 == 東部には、南薩の名峰で霊峰でもある金峰山(636m)を主峰とした山々が続く山岳地帯で、山麓から中央部にかけてはシラス台地となり、その後は海岸まで平野が広がり、海岸は吹上浜砂丘となっている。堀川・長谷川が町域を貫流し、鹿児島市錫山付近を源とする万之瀬川とそれぞれ合流し、東シナ海に注いでいる。支流域を含めた流域一帯は水田地帯となっている。 気候は年間を通じて温暖で、冬はやや季節風が強いが、海の影響でさほど寒くない。年間降水量は2077mmとなっている〔鹿児島県風土記より〕。西側からみた姿が横たわる女性に例えられる金峰山の麓、素晴らしい田園地帯で知られる。 旧石器時代からの豊富な遺跡が発掘されている。道の駅である「木花館」の名称は古事記に登場する木花咲耶姫に由来している。木・竹工芸品などの展示・販売、そば体験道場を通して町外の人たちとの交流を図ったり、手打ちのそばや、金峰コシヒカリのおむすびが食べられる。よっかぶい(高橋十八度踊)、金峰山神社大祭など歴史あるものから、木花館春祭りなど新しいものまで多彩な祭りが催されている〔H18.11.2 南さつま市議会だより《このまち訪問》より〕。 * 薩摩半島 * 東シナ海 * 山 : 金峯山 * 川 : 万之瀬川 * 砂丘 : 吹上浜 - 三大砂丘の一つ。日本の白砂青松100選。日本の渚百選。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金峰町」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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