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金成太郎[かんなり たろう] 金成 太郎(かんなり たろう、1860年(万延元年) - 1895年(明治28年))は、アイヌで最初にプロテスタントの洗礼を受けた人物で、アイヌ最初の伝道者である。金成マツの従兄である。 幌別のアイヌの長老の家に生まれた。室蘭常盤小学校でただ一人アイヌ生徒として教育を受けた。聖公会の宣教師ジョン・バチェラーにアイヌ語を教えていく中で、キリスト教に入信して、1885年(明治18年)にバチェラーよりアイヌとして最初の洗礼を受けた。 後に、母親や従兄の金成マツらの親戚の多くがクリスチャンになった。校長の資格があったので、バチェラーが創設した愛隣学校の校長になりアイヌの子どもたちを教えた。また、アイヌ最初の伝道者になる。 1895年肺結核で、35歳で死去した。 == 参考文献 ==
*中村敏『日本プロテスタント海外宣教史』新教出版社、2011年
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金成太郎」の詳細全文を読む
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