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金日融 : ウィキペディア日本語版
新浦壽夫[にうら ひさお]

新浦 壽夫(にうら ひさお、1951年5月11日 - )は、東京都世田谷区出身、静岡県育ちの元プロ野球選手投手)。現在は東北放送野球解説者(かつては日本テレビ福岡放送でも解説を担当)、韓国への縁から東亞日報グループの「スポーツ東亞」の日本駐在通信員を兼任している。
出自は在日韓国人で、韓国名「金日融(キム・イリュン、)」。NPB入り後のに長男が誕生したことを機に知己の国会議員である稲葉修立川談志の協力を得て日本国籍帰化して韓国系日本人となったことを自ら明かしている〔2013年7月23日付のスポーツニッポン「我が道」より〕。
== 来歴・人物 ==

=== プロ入りまで ===
静岡商高定時制の1年次を修了後、同高校普通科の1年次に編入。1968年夏の甲子園で準優勝。当時新浦は韓国籍であり、この頃のドラフト制度では、日本の学校を卒業しても外国人選手はドラフト会議にかける必要がなかったため、国内の6球団およびメジャーリーグも巻き込んだ争奪戦となった。この結果、新浦は同年に高校を中退して読売ジャイアンツドラフト外入団した。これがきっかけとなり、その後「日本の学校に所属する選手はすべてドラフトにかける」というルールに変更された。当の新浦は後年、「日本語しか分からない俺が日本人じゃないと意識した数少ない機会がこのときだった」と回想している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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