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金時にんじん
金時にんじん(きんときにんじん)は、ニンジンの品種。京にんじんとも呼ばれる。ブランド京野菜に指定されている。 == 特徴 == 根は長さ30cmほどの長円錐形で先が鋭くとがり、いぼが白い〔。リコピンを含み内部まで鮮やかな紅色を呈す事から、「赤ら顔の坂田金時」が名称の由来となっている〔。過湿を嫌うため栽培には高い畝が必要であり、晩生でとうが立つのが早いため収穫時期は短く、収量も少ない〔。また、西洋ニンジンより栽培に長い期間が必要であり、根が長いため割れやすく収穫に機械が使えないなど、栽培には難点が多い。収穫時期は11月から3月〔。 一方で、西洋ニンジンと比べて肉質が柔らかく甘味は強く、ニンジン特有の臭いが少ない〔。煮くずれもしにくいため煮物に向いており〔、御節料理や粕汁などに用いられる〔。ビタミンA、B、Cや食物繊維が豊富に含まれる〔。なお、16世紀に中国経由で日本に伝わった東洋系のニンジンとしては、唯一の現存種である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金時にんじん」の詳細全文を読む
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