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『金曜娯楽館』(きんようごらくかん)は、1979年7月6日から1980年9月26日まで日本テレビ系列局で放送されていた日本テレビ製作の音楽バラエティ番組である。放送時間は毎週金曜 22:00 - 22:54 (日本標準時)。 == 概要 == それまで同時間帯で放送されていた『金曜10時!うわさのチャンネル!!』の後を受けて開始された大人向けの番組。司会は『うわさのチャンネル』にもレギュラー出演していた山城新伍で、当初はあべ静江とのコンビで出演していたが、後に芳村真理とのコンビに変更。そして末期には、当時日本テレビのアナウンサーだった楠田枝里子が山城のパートナーを務めていた。 番組は毎回1組のミュージシャンをゲストに招き、山城と女性司会者が彼らの素性を引き出すトークを行っていた。他にも彼らのレコーディング風景やコンサートの舞台裏のVTRを放送したり、過去のシングル発表曲およびアルバム収録曲の中からいくつかを披露したり、友人や関係者による人物考証を行ったりと、様々な角度からゲストたちの知られざる魅力を引き出すことを主な内容とした。 1979年秋から一時音楽活動を休止していたサザンオールスターズが活動を再開する際に彼らを招いたり、婚約・引退を表明した山口百恵を表明直後に急遽招いての特別企画を組んだりと、音楽・芸能業界の動向に即した構成を取り、じっくりと音楽を聞かせるという姿勢を貫き、普段テレビ出演に消極的であったアーティストが比較的好んで出演に応諾していた。また、ムーンライダース、ジューシー・フルーツ、チャクラのようにあまり広くは知られていないミュージシャンの特集を組んだり、時には1960年代・1970年代のCMソングを特集する企画を組んだりと、この時代の番組として前衛的とも言える内容が毎回放送されていた。 番組のテーマ音楽は、ギタリストとしても定評のあった野口五郎が担当した。 1980年3月まではサントリーの一社提供だったが、同年4月以降はパイオニアとの二社提供体制に移行した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金曜娯楽館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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