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金木年景[かなき としかげ] 金木 年景(かなき としかげ、生没年不詳)とは、明治時代の浮世絵師。 == 来歴 == 月岡芳年の門人。姓は金木または後藤。旭斎、容斎、年景、年影と号す。大阪出身かとされる。明治元年(1868年)から明治25年(1892年)頃に活躍しており、主として明治期の風俗画を手掛ける。明治元年5月には師の芳年とともに、彰義隊と官軍の戦いを取材に行っている。一時東京にいたが、後に郷里に戻った。代表作の錦絵「大蘇芳年像 」は芳年を描いた追善絵で、とかく神経を病みがちであった師に対して敬意をこめて描かれており、作品からは芳年の落ち着きと知性さらに寛容さをも見て取れる肖像画となっている。また本図は野口円活という彫師が彫り、秋山滑稽堂から版行されたもので、小林きんという芳年の後妻の娘によると九段で写した写真をもとに描かれたといわれ、「夜をつめて照まさりしか夏の月」と芳年辞世の句が記されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金木年景」の詳細全文を読む
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