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金栄桂[きん えいけい]
金 栄桂(きん えいけい)は中華民国、満州国の政治家。字は伯衡。 == 事績 == 1908年(光緒34年)より山東省で地方官吏となる。1911年(宣統3年)1月、臨邑県知事となった。中華民国成立後も引き続きその地位にある。1913年(民国2年)10月、山東省徳県知事に異動する。1918年(民国7年)2月、済寧県知事となった。翌年7月、済南警察庁庁長兼理膠済路警察事宜に昇進している。1920年(民国9年)1月、済南市政庁総弁に任命された。 1921年(民国10年)、吉林省に転じ、同省省長公署参議となった。同年5月、吉林全省保衛団督弁処処長となる。1925年(民国14年)3月、東省特別区警察総管理処処長に任ぜられた。1930年(民国19年)、東省鉄路督弁公署参賛となる。 満州事変(九・一八事変)後、金栄桂は満州国建国に参加する。1932年(民国21年/大同元年)初めに、東省特別区警察管理処処長に任ぜられる。同年3月、正式に満州国が成立すると、いったん中東鉄路理事会理事に異動する。9月、再び東省特別区警察管理処処長に戻った。翌年3月、ハルビン特別市警察庁庁長となる。1936年(康徳3年)12月、首都警察庁総監に任ぜられた。翌年7月、奉天市市長に昇進している。1938年(康徳5年)7月、奉天省省長となった。1942年(康徳9年)9月まで、その地位にあった。 以後、金栄桂の行方は不詳である。
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