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『金田一少年の事件簿』(きんだいちしょうねんのじけんぼ)は、原案→原作:天樹征丸、原作:金成陽三郎(case2巻まで)〔天樹征丸:FILEシリーズ(原案)「オペラ座館殺人事件」 - 「墓場島殺人事件」、Short Fileシリーズ - 新シリーズ(原作)、金成陽三郎:FILE、Short Fileシリーズ(原作)、Caseシリーズ「魔犬の森の殺人」 - 「銀幕の殺人鬼](脚本)。〕、作画:さとうふみやによる日本の漫画作品、及びこれを原作とする一連の作品群の総称。ミステリーを題材としている。略称は『金田一』。 『週刊少年マガジン』(講談社)にて1992年(平成4年)から2001年(平成13年)まで連載された。2004年(平成16年)夏以降の第II期不定期連載、2012年(平成24年)から『20周年記念シリーズ』と題した一年間の通年連載を経て、2013年(平成25年)11月からは『金田一少年の事件簿R』(- リターンズ)と改題して連載されている。 == 概要 == 名探偵・金田一耕助を祖父に持つ高校生・金田一一(きんだいち はじめ)が、幼馴染・七瀬美雪(ななせ みゆき)や親友・剣持勇警部、ライバル・明智健悟警視らと共に、遭遇する難事件を、祖父譲りの抜群の推理力で次々と解決していく物語。 本格的なミステリーを題材とした漫画であり、推理漫画ブームの先駆けとなった作品である。特徴としては多くの事件が連続殺人であり、プロローグからエピローグまでを数ヵ月かけて連載し、いわゆるクローズド・サークルと呼ばれる「絶海の孤島」や「吹雪の山荘」などでの隔絶された状況下での事件が多い。また、主人公である一は推理力こそ優れているものの、それ以外の点では一般人と変わりないため、調査上の専門的知識〔検死による死亡推定時刻の調査、使用された薬物の特徴といった知識など。〕には乏しく、警察関係者等から聞かされたりして初めて知ることになる場合がほとんどである。 ほぼ毎回、犯人には「怪人名」とされる代名詞的な二つ名がついており、その不気味な名前をした犯人が登場人物の誰なのかを当てる醍醐味がある。事件の登場人物に覆面やマスク、あからさまな偽名などによる怪しい人物がいることが多いことも特徴である他、事件に関わる土地や建物にまつわる伝承、都市伝説、噂などが怪人の名前に結び付けられていることも多い。 1995年(平成7年)、第19回講談社漫画賞少年部門受賞。単行本の発行部数は9000万部を突破している〔金田一少年の事件簿 : 誕生20周年で12年ぶり通年連載 、毎日新聞デジタル、2012年3月3日。〕。通常の単行本の他に文庫版、愛蔵版なども発売されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金田一少年の事件簿」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kindaichi Case Files 」があります。 スポンサード リンク
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