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金華山軌道(きんかざんきどう)は、かつて宮城県にあった軽便鉄道。 == 概要 == 石巻湊 - 渡波駅間に1915年(大正4年)7月10日、牡鹿軌道なる馬車鉄道が開業した。 しかしこの営業成績が酷かったため、1924年(大正13年)7月29日に新設会社の金華山軌道へ引き継いだ。 金華山軌道が渡波駅止まりであった時代は、渡波から渡船で万石浦を直線的に縦断して浦宿に至り、浦宿から女川の間は馬車で連絡するのが一般的だった〔女川町誌〕。 牡鹿軌道の経営不振は自動車の発達が要因であったため、金華山軌道となってからはガソリン機関車の導入と牡鹿軌道時代に計画された女川への延伸を決行する。1926年(大正15年)に実現し、石巻湊 - 女川間13.9kmの路線となった。 その後、石巻線石巻 - 女川間が延伸されることになったため、金華山軌道は1939年(昭和14年)に補償を受けて休止となり、翌年廃止となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金華山軌道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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