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金鈴塚古墳[きんれいづかこふん]
金鈴塚古墳(きんれいづかこふん)は、祇園・長須賀古墳群〔古墳群の名称としては祇園古墳群、木更津古墳群と呼ばれることもある。ここでは白石(2007)、小沢(2007)が用いている祇園・長須賀古墳群を採用した。〕に属する千葉県木更津市にある前方後円墳である。 ==古墳の概要== 金鈴塚古墳は墳丘の全長約100メートルの前方後円墳である。かつては二子塚古墳と呼ばれていたが、1950年に行われた発掘の結果、未盗掘であった横穴式石室内から金製の鈴5つを始めとする多くの貴重な遺物が出土し、金鈴にちなみ金鈴塚古墳と改名された。 出土品の内容などから金鈴塚古墳は6世紀末~7世紀初頭、前方後円墳の最末期に造られた古墳であると見られている。被葬者は小櫃川流域の首長であり、馬来田国造との説がある。前方後円墳最末期の古墳としては全国有数の規模であり、横穴式石室の一部は加工された切石を使用しており、当時としては新しい技術も用いて築造されている。金鈴塚古墳と豊富な出土品は学術的な重要性が評価されており、古墳から発掘された金鈴などの遺物と石棺は1959年6月27日、重要文化財に指定された。また金鈴塚古墳の残存している墳丘は、1950年11月3日に千葉県の史跡に指定されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金鈴塚古墳」の詳細全文を読む
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