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金雲母(きんうんも、phlogopite、フロゴパイト)は、雲母グループの鉱物。3八面体雲母の一種。 化学組成は KMg3AlSi3O10(OH)2で、Mg が Fe2+ に置換した雲母が鉄雲母(annite)。金雲母と鉄雲母は連続固溶体をつくり、その系列名「黒雲母」は、フィールド名として使われる。マグネシウムを多く含むものは黄色っぽいが、鉄が多くなると黒っぽくなる。 単斜晶系。比重 2.8~3.0。モース硬度 2~2.5。他の雲母と同じように、紙のように一方向にはがれる。 キンキラというのは金雲母(雲母=きら、きらら)からきた修飾語で刃物を砥ぐのに適した砥石になり、刃物の仕上がりの美麗性をキンキラ(キン)と称したのがこのキンキラの語源といわれている。この派生語にコンピラ、キンピラなどが位置付けられるという。 == 関連項目 == * 鉱物 - ケイ酸塩鉱物 - 雲母 * 鉱物の一覧 * 造岩鉱物 * ソーダ金雲母 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金雲母」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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