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鈴木 岩治郎(すずき いわじろう、1837年8月17日〈天保8年7月17日〉 - 1894年〈明治27年〉6月16日)は、明治の実業家。鈴木商店創業者。 生まれ年については天保10年説がある。名前について岩次郎と表記している資料もある〔双日の沿革紹介、日本工業倶楽部編『日本の実業家』では「岩治郎」。神戸大学経済学部教授加護野忠男は2005年11月23日付日本経済新聞の文中で「岩次郎」としている。〕。 == 略歴 == 武蔵国川越(現埼玉県川越市)の足軽の次男として生まれる。生後すぐに養子に出されるが12歳頃に養子先から出て菓子商の丁稚となる。その後神戸、長崎へ移り住み、大阪の米雑穀問屋の辰巳屋の下働きとなる。1874年(明治7年)に店の一つを譲り受け神戸に鈴木商店を開業〔1870年(明治3年)とする資料がある。〕。 1877年(明治10年)に姫路の漆商丹波屋の娘よねと結婚。よねは再婚であった。 1882年(明治15年)に神戸石油商会を設立、樟脳、ハッカと商いを広げていった。1891年(明治24年)に神戸商業会議所議員に当選。 1894年(明治27年)に病気で急逝。その後、遺されたよねが金子直吉らと鈴木商店を世界的企業に成長させていくこととなる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鈴木岩治郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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