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鈴木 雄介(すずき ゆうすけ 1988年1月2日 - )は、日本の陸上競技選手。専門は競歩。ロンドンオリンピック日本代表、男子20km競歩の世界記録保持者、5000m競歩、10000m競歩の日本記録保持者でもある。 == 経歴 == 石川県能美郡辰口町出身〔。辰口町立辰口中学校時代から陸上競技を本格的に始め、競歩選手としてスタートした。中学校時代には3000m競歩で12分42秒34、5000m競歩では21分48秒49の中学最高記録をそれぞれマークした。 石川県立小松高等学校に進むとジュニア世代の国際大会に日本代表として出場するようになり、2004年のアジアジュニア陸上競技選手権大会、2005年の世界ユース陸上競技選手権大会にそれぞれ10000m競歩で出場し、全国高等学校総合体育大会でも優勝した。 2006年に順天堂大学へ進学、同年の世界ジュニア選手権では10000m競歩で3位となり銅メダルを獲得した。 2010年に大学を卒業し、富士通に入社。同年のアジア競技大会では5位入賞を果たした。 2011年、世界選手権20km競歩に出場、15㎞まで先頭を走る積極的なレースを進めて、終盤失速したものの1時間21分39秒で8位入賞を果たす。日本陸上競技連盟の選考基準を満たしたことにより、翌2012年のロンドンオリンピック日本代表選手に内定した〔競歩の鈴木8位入賞! ロンドン切符“陸上第1号” スポーツニッポン 2011年8月29日閲覧〕。ロンドンオリンピックは1時間23分53秒の記録で36位だった。 2013年2月17日、兵庫県東灘区で開催された第96回日本選手権20km競歩で1時間19分02秒を記録して2年ぶり2度目の優勝を飾り、柳澤哲が保持していた同種目の日本記録を13年ぶりに更新した〔第96回日本陸上競技選手権大会 男子・女子20km競歩 成績記録表 日本陸上競技連盟 (2013-02-17). 2013年2月18日閲覧.〕。 2014年アジア競技大会では1時間20分44秒で2位となり銀メダルを獲得。 2015年3月15日、全日本競歩能美大会で1時間16分36秒の世界新記録を樹立して優勝した〔〔競歩 鈴木雄介が世界新記録で優勝 NHKニュース (2015-03-15). 2015年3月15日閲覧.〕〔20キロ競歩:鈴木雄介 世界新1時間16分36秒で優勝 〕。これは日本の男子選手が50年ぶりに打ち立てた陸上競技の世界新記録であった〔。同年、「中日体育賞」を受賞〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鈴木雄介」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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