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鉄炮記[てっぽうき] 鉄炮記(てっぽうき、鐵炮記)は、江戸時代の1606年(慶長11年)に種子島久時 (16代)が薩摩国大竜寺の禅僧・南浦文之(玄昌)に編纂させた鉄砲伝来に関わる歴史書である。 == 概要 == 久時の父・種子島時堯が戦国時代の1543年(天文12年)に種子島でポルトガル人から鉄炮(火縄銃)を入手したいきさつや火縄銃製法確立の過程が記されており、鉄砲伝来・西欧人初来日1543年説の基本資料となっている〔周年 東光博英、京都外国語大学図書館報『GAIDAI BIBLIOTHECA 』200号、4.10.2013〕。 著者である南浦文之の死後、門弟によって1625年(寛永2年)に刊行された南浦の詩文集『南浦文集』の上巻に『鉄炮記』として所収されている〔世界大百科事典 第2版〕。自筆本は鹿児島大竜寺に伝えられたが、明治初め島津家のものとなった〔。『薩藩叢書』第2編所収〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鉄炮記」の詳細全文を読む
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