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鉄道公安職員[てつどうこうあんしょくいん] 鉄道公安職員(てつどうこうあんしょくいん)は、日本国有鉄道が存在した時代に司法警察権を持っていた国鉄職員〔法律上の身分はあくまでも「日本国有鉄道職員」である。鉄道公安職員となるには、まず国鉄職員として採用されてから、内部の選抜試験に合格して鉄道学園公安科に入学する必要があった〕 。現在の鉄道警察隊の警察官の前身にあたる特別司法警察職員である〔本項目では便宜上「特別司法警察職員」と表記するが、厳密には「職務に関して刑事訴訟法の一部準用を受ける日本国有鉄道職員」であり、「刑事訴訟法上の司法警察職員」ではない〕〔このため、身分証票である「鉄道公安職員手帳」の身分欄には「鉄道公安職員の証 司法警察員に相当する職務を行う者」と記載されていた(『鉄道公安官と呼ばれた男たち』81ページ)〕。正式名称は「鉄道公安職員」だが、「鉄道公安官」と俗称されることも多かった。 == 制度発足までの経緯 ==
戦前の鉄道省時代にも「鉄道司法警察官吏」という職員がいたが、駅長などの駅員や車掌の兼務職であり、警察業務専任の職員は存在していなかった。 戦後、駅や列車内の治安が極度に悪化し、犯罪が横行していた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鉄道公安職員」の詳細全文を読む
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