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鉄道院110形式蒸気機関車 : ウィキペディア日本語版
国鉄110形蒸気機関車

110形は、かつて日本国有鉄道の前身である鉄道院・鉄道省に在籍した蒸気機関車である。
150形などと共に、1872年(明治5年)の日本初の鉄道開業に際して、イギリスから輸入された蒸気機関車5形式10両のうちの1形式で、1両のみが輸入された。1871年(明治4年)、ヨークシャー社(Yorkshire Engine Co., Meadow Hall Works)製(製造番号164)で、国鉄私鉄を通して日本唯一のヨークシャー製蒸気機関車であった。
== 構造==
動輪直径は1,245mm(4ft)、車軸配置2-4-0(1B)で2気筒単式の飽和式タンク機関車である。同時に輸入された10両のうちで、最も小柄な機関車であった。
弁装置は当時多かったスチーブンソン式安全弁はサルター式で、ボイラーの中央上部に蒸気ドームを有している。
運転台は、前面に風除けを設け、屋根は4本の細い鋼管により支持されるのみで、後部は完全に開放されていたが、後に後部にも丸窓を設けた風除けを整備している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国鉄110形蒸気機関車」の詳細全文を読む



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