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鉄隕石[てついんせき]
鉄隕石(てついんせき、)は、鉄‐ニッケル合金からなる隕石である。隕鉄(いんてつ、〔)ともいう。 == 概要 == 分化した小惑星の金属核が起源と考えられている。なお、これに対し、マントルが石鉄隕石、地殻がエイコンドライトとなる。 鉱物的には、ニッケルに乏しいカマサイトとニッケルに富んだテーナイトからなる。このほか包含物もあり、鉄鉱物のトロイライト (FeS)、シュライバーサイト ((Fe,Ni,Co)P)、コーヘナイト((Fe,Ni,Co)C) が代表的である。軽い鉱物である石墨、ダイヤモンド、ケイ酸塩鉱物を含むこともある。ケイ酸塩の比率が高くなると、石鉄隕石に分類される。 風化に強いため、古い鉄隕石も比較的よい状態で見つかる。発見された中で最大のホバ隕石を始め、最大級の隕石はいずれも鉄隕石である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鉄隕石」の詳細全文を読む
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