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鎌[かま]
鎌(かま)は草や芝を刈り取るのに用いる農具の一種〔意匠分類定義カード(K3) 特許庁〕。植物の切断のための湾曲した刃もしくは歯を持っており、引いて刈るように内側に刃が付いている。 鎌の呼び名は大きさにより異なり、立ちながら牧草や麦刈り用に使う大型の物を大鎌(英語ではサイズ ())、しゃがんだり中腰で草刈りや収穫などで用いる小型のものをシックル()と呼び分け、用途により様々な形態のものがある。日本語では形態の大小にかかわらず「鎌」の単語を当て、文字による両者の厳格な区別はない。 == 歴史 == 鎌は農耕に関係する考古遺物として出土し、石器時代から使用されていたと考えられている。大鎌(薙鎌)は鉄器時代以降に登場したものである。古代オリエント世界においては紀元前3500年頃のシュメールの農民が用いたとされる粘土を焼いた鎌が現存し、紀元前1298年 - 1235年頃の壁画には鎌を持つ人が描かれている。 日本では農耕が開始された弥生時代に石包丁とともに手鎌が使用され、各地の遺跡から石製や金属製の手鎌が出土している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鎌」の詳細全文を読む
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