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鎌倉シネマワールド(かまくらシネマワールド)は、かつて神奈川県鎌倉市大船にあった映画テーマパークであり、松竹が運営していた。 == 概要 == 1995年に松竹創立100周年記念事業として松竹大船撮影所の敷地内に建てられた。オープン日は1995年10月10日。3階建てで延べ28000平方メートル。 *1Fは「日本映画ゾーン」。『男はつらいよ』のセットを実物大やミニチュアで再現。他にも時代劇の町並みや、松竹映画の資料館、歩行型および3Dサウンドシステム採用型の2種類のお化け屋敷などのアトラクションがあった。 *2Fは「アメリカンシネマゾーン」。黄金期の古き佳きハリウッドの町並みを再現していた。フロアには、SFX(ブルーバック合成)をリアルタイムで体験できるアトラクション「シネマ・スタジオ」をはじめ、ライド型アトラクション「ファンタジックシネマライド」、キャラクターグッズショップなどがあった。エントランスを抜けると、この2Fフロアに入ってくる設計となっていた。 *3Fは「フューチャーゾーン」。未来宇宙世界をテーマとした宇宙ステーションを再現していた。ライド型アトラクション「アドベンチャーフライト」や、宇宙人型ロボットによるショー「スペーススタジオ」などがあった。また、このゾーンには、日本マクドナルドも未来宇宙をテーマとした店舗を出店していた。 *RFは「キッズランド」。『トムとジェリー』といったアメリカンアニメのキャラクターを中心としたお遊び広場。オープン半年後に、なぜかミニシアターがオープン(有料)。撮影所の試写室よりも設備がいいと評判だったとのこと。 1995年の開園前後に松竹から販売されたビデオソフトには、シネマワールドの紹介CMや撮り下ろしのコーナーが収録されているものもある。それらには当時松竹の看板女優だった羽田美智子が出演している。松竹系映画館でも、予告前に羽田が「行こうよ! 鎌倉シネマワールド!」とカメラ目線で呼びかけながら施設内を行くコマーシャルを頻繁に上映していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鎌倉シネマワールド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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