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鎮江香醋[ちんこうこうさく]
鎮江香醋(ちんこうこうさく、ちんこうこうず、中国語 ジェンジアンシアンツー Zhènjiāng xiāngcù)は、中国江蘇省鎮江市の名産である調味料。「醋」は「酢」の異体字であり、日本の常用漢字では「鎮江香酢」とするのが正しいが、本項においては慣用に従い「鎮江香醋」と表記する。 == 概要 == 黒酢の一種である。中国においては、「中国地理標志産品」と呼ばれる地域特産ブランドに指定されている。 山西省の山西老陳醋、福建省の永春老醋とともに「中国三大名酢」に挙げられ、また、さらに四川省の保寧醋を加えた「中国四大名酢」の一つに挙げられる。 もち米を発酵させ、酒を作った後、籾殻を加えて攪拌し、酢酸菌をもって酢化させる。籾殻のために変色し、独特の黒色を帯びる。3週間ほどで酢化させたのち、寝かせて熟成させる。熟成は半年から数年かけることもある。このため、通常の酢のような刺激味が少なく、アミノ酸による濃厚な風味があり、香りがよいのが特徴である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鎮江香醋」の詳細全文を読む
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