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鐘 : ウィキペディア日本語版
鐘[かね]

(かね、)は、を出す道具のひとつ。金属製のお椀型の外身、それにぶつからせて音を生じさせる部品との2つの物体からなる。釣鐘。世界中で宗教施設や町の高い建物に設置され、音で人々に時刻やさまざまな合図を伝えるのに用いられてきた。
== 概要 ==
鐘には二つのタイプがある。どちらも建造物に吊るして用いる。
ひとつは、金属製でお椀型を逆さにした形状の外身を持ち、その内側に金属や木でできた「舌」(ぜつ)をぶら下げているもの。舌を人間が動かし、これが外身にぶつかることで音を出す。一般に、西洋の教会にみられる鐘や、西洋式の軍艦の合図に用いられる鐘はこのタイプである。近代以降は機械仕掛けにして大がかりに外身ごと動かすことにより舌を動かして音を鳴らすことも行われる。
いまひとつは、金属製でお椀型を逆さにした形状の外身を持ち、その外側に「撞木」(しゅもく)と呼ばれる叩き棒を備えておくもの。撞木を人間が動かし、これが外身にぶつかることで音を出す。一般に、東洋の寺社の梵鐘や日本の半鐘はこのタイプである。
他に、鐘に類似した特殊なものとしては、楽器として用いられるハンドベルがある。握りこぶし大の鐘に柄がついており、柄を手にとって外身ごと振ることで針金の先についた舌を動かし、音を鳴らす。
基本的に、鐘は人間が舌や撞木を動かして音を生じさせるものである。鐘の場合、舌や撞木は人間が触れることができ、紐やワイヤーで鐘あるいは鐘の置かれた建造物とつながれている。
人間が外身を動かして音を生じさせる道具としては、がある。鈴の場合は鐘とは異なり、中の玉は外身にくるまれており人間が触れることはできず、外身とも何処ともつながれてはいない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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