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霧越峠[きりごえとうげ]
霧越峠(きりごえとうげ)は、徳島県那賀郡那賀町海川と海部郡海陽町小川を結ぶ国道193号の峠である。鑵子峠という別名がある。 == 概要 == 峠名の由来は、この峠に南側の太平洋から吹く暖かい風が、山の冷たい空気で冷やされるため霧の発生が多く、峠を往来する人が霧の中を越えていくような感じだったことによる。 峠道はかつては木頭街道と呼ばれ、現在の那賀町木頭地区と太平洋側を結んでいた重要な道で、現在は国道193号に指定されている。那賀町側は海川谷川、海陽町側は海部川とその支流に沿って走るが、ブラインドカーブが多く見通しが悪い上に、ほとんどの区間が狭隘で自動車の離合が難しく、谷側はガードレール等の転落防止設備が無い区間も多い。さらに反対の山側は剥き出しの岩がせり出しており、落石・倒木の危険性も大きい。このため峠区間の那賀町平谷から郡境を経て海陽町神野まで併せて41.7kmは時間40mmもしくは連続100mm以上の雨量を記録すると通行止めになる。町境周辺は少し広くなっており、林道霧越線開通記念碑がある。ここからは晴れていれば眺望が効く。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「霧越峠」の詳細全文を読む
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